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2015年11月

2015年11月28日 (土)

ウラギクの生育地はこんな所でした

 前回はウラギクの花を中心に紹介しましたが、潮の干満がある汽水域の干潟が生育地という、ウラギクの特異な生育環境も紹介しなければと思い、今回は生育地を中心に紹介することにしました。


 下の写真で、少し赤みがかって、立ち枯れのように見えるものが、花が終わったウラギクです。高さは40~70cm程だったように思います。今は潮が引いていますが、おそらく、ウラギクが立ち並んでいる所まで潮が来るはずです。また、ウラギクの下には次世代のウラギクであるロゼットが立ち並んでいます。(以下の写真をクリックすれば、少し大きくなります。)

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 赤茶けた植物が花後のウラギクです。今はかなり潮がひいていますが、潮がさしてきたときの波打ち際付近に沿って、ウラギグが生育しています。写真に見える対岸にもウラギクが生育していました。

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 対岸のウラギクを撮してみました。ここは少し高くなっていましたが、多分潮が満ちてくると、一帯が水に浸かるのだろうと思います。背景に見えるのは漁船です。

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2015年11月27日 (金)

ウラギクの花を紹介します

 この冷たさは晩秋というより初冬という感じがする。今年は少し色づいた葉が次々と散っていくので、きれいに黄葉した樹を楽しめなかった。野菊の花も終わっていく。今年初めて出会ったウラギク(ハマシオン)も花後の穂だけになっている。私の地域の初雪ももう間近だろうか。


ウラギク (キク科シオン属ウラギク節)

 潮の干満がある、汽水域の岸辺に生えるノギク。埋め立てなどで生育地が減少し、絶滅危惧種となっている。花はシオンの花に似、別名ハマシオンと呼ばれる。高さは50cm程。


 私が出会ったときには、ほとんど花が終わっていたが、たった1株だけまだ花をつけていた。幸運としかいいような出会いであった。

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 今までここは潮がきていたのだろう。潮が引いた跡に咲く、貴重な1株とロゼット。

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 花を拡大してみました。とてもきれい。このような花の群生が期待できる来年が楽しみ。

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 横から撮してみた。花の下部の総苞は細長く、総苞片は長卵形で縁は赤褐色を帯びる。

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 さらに開花直後の花を拡大してみた。下の筒状花では雌しべの先端が伸び出していないので、見えているのは雄しべでしょうか。

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 上の写真の花より時が経つと、下のように雄しべの筒の中を通り、雌しべが伸び出す。

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 下の2枚の写真では雌しべがほぼ伸び出している。先端が三角状になり、穴が開いたようになっているのが、雌しべの柱頭かと思われる。

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 雄しべの筒の中を通り抜けるときには自分の花粉をつけず、このように伸び出した後に、他花の花粉を受け取るしくみになっている。

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 他のキクと見分けられるウラギクの特徴は、生育地と冠毛が花後に長く伸びること。
 まず、花があるとき(下中央)は、冠毛がほとんど見えない。次に、花びら(舌状花)がしおれ出す(下左)と少しずつ冠毛が伸び出す。そして、下右のように冠毛が大きく伸びる。

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 下の写真は、花が終わり、冠毛(舌状花の上の白い毛)が伸び始めたとき。

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下の写真は冠毛(白い毛)がほぼ伸びきったとき。下の総苞の2倍以上になっている。

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 大きくなった冠毛をつけて、種子が飛び立とうとする直前。

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 以上、雌しべや冠毛の成長も紹介しましたが、参考資料がなかったので、自分の知識を総動員してまとめてみました。もし、間違った部分があれば、教えて下さい。お願いします。

 なお、今回は花を中心に紹介しましたが、次回は生育地について紹介したいと思います。























 

2015年11月24日 (火)

秋に葉が赤くなるのでアカバナ(赤葉菜)

 野草の紅葉が続くが、今回は秋になると紅葉するから、アカバナ(赤葉菜)と名づけられた植物。気象条件がよければ、葉も茎も本当に赤くなるらしいが、今年はちらほらと赤い葉が混じる程度。そうなると、これから見頃を迎える、各地の紅葉はどうなのか気になる。


アカバナ (アカバナ科アカバナ属)

 山野の湿った草むらに生え、7~9月にピンク色の花を咲かせる。花後にできる果実は細長く、熟すと縦に4裂する。秋になると葉が赤くなるのが名前の由来。


 まず、名前の由来となった紅葉だが、寒暖の差が少なかったのか、ちらほらと赤くなった葉が見える程度。来年に期待しよう。

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 紅葉より、私が好きなのは熟した果実。細長い果実が縦に4裂し、中から綿毛を持つ種子が漏れ出している、自然が作り出した造形美がとても気に入っている。

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 最後に、裂けた果実の中から出てきて、風に乗って散布される種子を見てほしい。種子には綿毛がついており、風によって遠くまで運ばれやすい。だから、アカバナが自生する谷川に近い、私の庭でも今年からアカバナが育っている。

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 ※ご存じだと思いますが、全ての画像はクリックすると少しだけ大きくなります。







2015年11月22日 (日)

紅葉がきれいだった、イヌコウジュ

 今年は気温の変化が小さかったのか、黄色に色づいているが紅色が少ない。少し残念だなと思っていたが、そんな折イヌコウジュの淡い紅葉に出会った。樹に比べ、野草の紅葉は小さく、目立たないが、緑の中にほんのりと紅色が見えるのも秋らしく、いいものだ。


イヌコウジュ (シソ科イヌコウジュ属)

 山野の道端などに普通に生える。高さ20~60cmで、全体に細毛が多く、葉の縁に浅く鋸歯がある。9~10月、枝先に淡紫色の小さな唇形花を多数つける。花冠の上唇部が鋭くとがるのが特徴。


 山際の草むらに、とても紅い野草が目についた。花後のイヌコウジュだった。

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 花後はこんなに紅くなるのだとあたりを見ていると、まだ花がついている株もあった。

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 花がついている株は濃い紫色で、いかにもまだ花を咲かせる元気があるよという感じであった。

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 花をアップしてみた。正面からではないので内部の様子がわかりにくいが、上唇に2個の雄しべと1個の雌しべ、下唇に2個の小さな突起状の仮雄しべがある。

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 ガクに特徴があり、上唇の先が鋭くとがり、全体に毛が多く、腺点が目立つ。また、花後はガクがさらに長く伸びるという。

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 葉には6~13対の浅い鋸歯があり、裏には腺点が目立つ。

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2015年11月19日 (木)

ゆく秋の中で咲く、コウヤボウキ

 つい何週間前までは、空気が澄んで、気持ちのよい秋晴れの天気が続いていたが、ここに来て天候が崩れ、さわやかな朝を迎えることが少なくなった。折から、他所より少し花が遅い低山の尾根で、今咲いているコウヤボウキの花も、こころなしかこのようなゆく秋に不満げに見えた。箒(ホウキ)で掃くように、このまま秋が終わってほしくない。


コウヤボウキ (キク科コウヤボウキ属)

 山地のやや乾いた所に生える、高さ0.3~1mの小低木で、1年目の枝先に花がつく。高野山では竹を植えることが禁止されていたので、本種を束ねてホウキにしたことが名前の由来。


 別の場所では、10月はじめに咲いていたのに、少し日陰のこの尾根では今頃が盛り。生育地の地面には落ち葉も落ちているが、表土はかなり乾いていた。

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 花を少し大きく撮してみた。つぼみの頃はピンクがかっているが、開いてしまうと白色。

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 葉には突起状の小さな鋸歯があり、3本の葉脈がややへこんで見える。

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 花は1年目の枝先につく。まだ見たことはないが、よく似た仲間のナガバノコウヤボウキでは、2年目の枝につくという。

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 この花のカールしている所が好きなので、さらに拡大してみた。もっとカールしていてもいいかなとも思うが、私が好きな花。

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2015年11月16日 (月)

タイキンギクが花盛り

 秋はキク科植物が花盛り。どこに行ってもきれいな花を見かける。しかし、どうも名前がよくわからない。似たものが多いせいだ。
 今日紹介のタイキンギクは名前がわかる、数少ないキク科植物のひとつ。でも、近年やたらと増えている帰化植物のナルトサワギクと間違えそうになったことがある。どうもキク科植物の名前は苦手だ。


タイキンギク (キク科キオン属)

 紀伊半島南部と高知県の海岸周辺にしか分布しないという、稀少なキクの仲間。生育地では繁茂、群生するので、一見ツル性植物のように見えるが、他の植物に覆いかぶさっているだけで、巻きつくことはない。長三角形の葉が特徴で、晩秋から冬にかけても花をつけているので別名ユキミギクと呼ばれる。


 海岸近くに生育することが多いが、これは海岸から直線距離で4km程の内陸部で、山沿いの道路斜面で、道路に沿って200~300m程の範囲に群生していた。

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 花は舌状花(外側の花弁)も筒状花(中心部)も黄色で、直径1.4cm程。但し、盛りを過ぎると筒状花は赤みを帯びる。

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 なお、総苞の基部には小さな苞(小苞)がある。

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 茎は長く伸び、2~5m程になるという。但し、ツルのように他に巻きつくことはない。

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 葉は長三角形で、先端はとがり、基部は広いくさび形。

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2015年11月14日 (土)

草刈りという憂き目に遭った、ヤマハッカ

 今日は、紀南ユネスコ協会主催で、熊野古道にひとつである小辺路を歩く予定でしたが、雨で中止、残念でした。奈良県の十津川温泉から上り、果無集落を経て、標高1114mの果無峠を越え、熊野川に至る15km程の行程でした。中辺路、大辺路に続き、小辺路を初めて歩けると、準備万端だったのですが、次の機会に楽しみを残しておきたいと思います。


ヤマハッカ (シソ科ヤマハッカ属)

 これの仲間は似たものが多く。区別が難しいが、紅紫色のガクが等しく5つに分かれ、雄しべ、雌しべが下唇の中に隠れていれば、ほぼ間違いない。各地の林縁などに自生。


 もうひとつ残念だったのは、ヤマハッカが生える林縁で草刈りが行われていたこと。周辺はきれいに刈られ、わずか1本だけが残っていた。

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 花を拡大してみた。花の特徴は、上唇に紫の斑点模様があることと、雄しべや雌しべが下唇の中に隠れていること。

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 葉は葉柄手前で急に細くなり、葉柄に翼(横への張り出し)が見られることも特徴のひとつ。

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2015年11月11日 (水)

早朝の空のようなアサマリンドウの花模様

 今日紹介のアサマリンドウの「アサマ」は、三重県の朝熊山に由来するという。ところが、学名は「Gentiana sikokiana」となっており、四国という産地名がつけられている。朝熊山の方が有名だったという説もあるが、私は疑問に感じ、名前の由来について考えてみた。
 「アサマ」は早朝を意味する「朝間」とも考えられるので、花表面の青紫の地色は早朝の空で、緑の斑点はそこに輝く星として、見られないことはない。そうすると、「アサマ」は、花模様から、早朝の空をイメージされてつけられた名前ではないかというのが、私の臆測。どうでしょうか。秋の夜長にこんなことを考えながら過ごすのも楽しいのでは…。


アサマリンドウ (リンドウ科リンドウ属)

 紀伊半島と四国、九州に分布し、やや日陰の山地林内に生える。花は青紫色のろうと形で、小さなガクは花に密着せず、水平に開くのが他のリンドウと区別する特徴となっている。花期は9~11月。


 いつもは隣町の神社に見に出かけるのだが、今年は近くの新庄公園に行ってきた。群生は見られないが、山の斜面のあちらこちらに生育していた。

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 茎が直立しているものもあれば、地面を這うように伸びているものもあった。そして、このリンドウの特徴であるガクが、花のすぐ下で水平についていた。

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 花を拡大すると、花模様がよくわかる。早朝(朝間)の空をイメージできますか?

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 開花した花もいいけれど、これからどんなに咲くのかなという期待を持たせるつぼみもいいですね。

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2015年11月 8日 (日)

シロバナミゾソバとヤマミゾソバの中間種かな?

 菜園近くの小さな溝脇に、白花のミゾソバが咲いていた。ピンクのミゾソバはよく見かけるが、白花は珍しい。それも群生している全てが白花だった。当初はミゾソバの白花種だろうと思っていたが、ヤマミゾソバの特徴が多く見られ、ネットで見かけたシロバナミゾソバとヤマミゾソバの中間種に近いと判断した。植物の同定はなかなか難しい。


 セメントの溝の横に群生していた。特別湿っているわけではなかったが、坂の途中なので、湿り気があるのだろう。

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 群生の中のいくつかを撮してみた。葉はミゾソバと違い、ヤマミゾソバに近い三角形で、葉の各先端はとがらず、丸くなっていた。また、葉表面に黒っぽい八の字模様も見られた。

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 葉の先端は鈍角だが、ミゾソバに似た葉の形も見られた。

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 花はとても小さいが、雄しべや雌しべがわかるように拡大してみた。中央に3裂した雌しべ柱頭があり、その周りに6個の雄しべが見られる。なお、雄しべの葯や花被の先端が少しピンクを帯びていた。

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 各部の特徴がわかるようにを拡大してみた。

 まず、花柄の繊毛はまばらだが、紅色をしていた。これはミゾソバの特徴で、ヤマミゾソバには腺毛がないかあっても緑色。

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 茎には細かい毛はあるが、刺は見られなかった。托葉鞘は見られた(下の2枚目)。

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 ミゾソバの葉柄には翼が見られるが、ヤマミゾソバには見られない。下の写真ではわかりにくいが、翼はないように見える。

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2015年11月 6日 (金)

キイイトラッキョウとラッキョウを間違えていた

 ここ数年キイイトラッキョウだと思っていたものが、最近になって、栽培されているラッキョウの間違いだと気づきました。それで、これまでキイイトラッキョウとしてきたブログは全てラッキョウに訂正します。すみませんでした。
 なぜ訂正したかというと、①キイイトラッキョウは花びら(花被)が半開きのはずなのに、ほぼ水平に開いていたこと、②キイイトラッキョウの高さは20cm前後だが、少し離れた、陽当たりのよい所では40cm前後あったことなどから。また、近くにかつての畑の跡があったことから、ラッキョウだろうと判断しました。なお、両種とも、歯芽があり、葉は中空になっていて、これらの特徴に大きな違いはありません。


キイイトラッキョウ (ユリ科ネギ属)

 陽当たりのよい、乾いた、岩場とか急斜面に自生し、どういうわけか和歌山県の他、岡山県、岐阜県、四国など飛び飛びの分布をする。紅紫色の6枚の花びらは半開のままで、雄しべが花びらより長いなどの特徴がある。


 ムラサキセンブリと同じ、砂岩や泥岩などからできた小さな台地で見られた。雄しべが長く、花びらの2~2.5倍ある。また、花びらは半開のままで、水平近くにに開くことはない。

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 葉は細く、花茎より長い。葉の断面は中空。

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 また、歯芽は子房の周りに見られる。下の写真ではわかりにくいが、子房の周りに先がとがった突起(歯芽)が見られる。

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 下にラッキョウの写真も載せたので、参考にしてほしい。この後は全てラッキョウ。


 この写真のラッキョウは高さ20cm前後であった。日陰のせいか、花の数は少ない。

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 ラッキョウの花に近づくと、雄しべは花びらより長いが、1.5~2倍ほどであった。また、花びらが水平近くまで開いている。

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 なお、歯芽はラッキョウにもある。雄しべの基部の近くにある、先がとがった突起が歯芽。
キイイトラッキョウの歯芽よりもはっきりしているようだ。

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2015年11月 4日 (水)

静かな秋の空を思わせる、ムラサキセンブリ

 枕草子では「春はあけぼの」、「秋は夕暮れ」となっているが、秋のあけぼのもいい。実際のあけぼのほど早くは起きられないが、陽がさしてくる前の秋の空がいい。冷気が漂う、静寂の中で見る、秋の空はほんとうに静かに拡がっている。


ムラサキセンブリ (リンドウ科センブリ属)

 関東から九州にかけて分布し、乾いた草原や岩場で、まわりの草丈が低いところに生育している。高さは20~70cmで、茎が暗紫色、花には紫色のすじがある。全国的に減少しており、準絶滅危惧種となっている。


 前書のような雰囲気にぴったりとする植物はと言えば、今の時期ムラサキセンブリかなと思う。近くの砂岩や泥岩からできた小さな台地に咲いていた。

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 花はセンブリに似ているが、淡い紫色を帯び、センブリより背丈が高く、直立する。

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 茎の上部で枝分かれし、その枝先にたくさん花をつけることが多い。

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 花もきれいだが、開花する前のつぼみも紫色を帯び、きれいだ。

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 調べていると、特徴として蜜腺溝(はっきりしない)周囲に毛があり、その表面には波状突起があると書いてあった。拡大してもわかりにくいが、毛の表面がややギザギザしている。それをさすのだろうか?

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2015年11月 2日 (月)

ボントクタデの紅葉がきれい

 昨晩から雨。ここのところ、晴れの日が多かったので、たまには雨もいい。菜園のダイコンやタマネギにはちょうどよい雨になったことだろう。週末にはマメ用の畝も耕し、種まきの準備も完了。後はおいしい野菜が収穫できることを祈るだけ。
 木木の紅葉はまだだが、道端のボントクタデが紅葉していた。秋も深まりつつある。


ボントクタデ (タデ科イヌタデ属)

 花穂が垂れ下がるヤナギタデに似るが、葉がやや幅広で、表面に黒い斑が入ることが多い。「ボントク」とは「ぽんつく」の意で、まぬけな者ののこと。ヤナギタデのような辛みがないので、食用にならず役に立たないことから。
 日本全土に分布し、水辺など湿ったところに生える。高さ60~100cm。


 道路沿いで、きれいに紅葉していた。紅く色づいた、垂れ下がる花穂も秋風にゆれ、まさに深まりゆく、秋の風情が辺り一面に漂っていた。

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 色づいた花穂の部分を大きく撮してみました。よく似ているヤナギタデの花被はこのように色づかないようです。濃い赤がきれいですね。

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 花穂と色づいた葉を撮してみました。葉にある黒っぽい斑(写真中央)がわかりますか。

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 小さな花も拡大してみました。雄しべは8個で、雌しべの花柱は3裂する。

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