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2016年1月

2016年1月26日 (火)

ドウダンツツジの冬芽も春らしい色できれい

 先日からの大寒波では、私の地域でも雪が降ったようです。降ったようというのは、ちょうどその時に自宅におらず、東京にいたからです。東京はちょうど大雪の後で、幸か不幸か、滅多にない地元の積雪にあいませんでした。しかし、空気の冷たさはこの冬一番だったと思います。早く春にならないかな…。


ドウダンツツジ (ツツジ科ドウダンツツジ属)

 関東南部から九州にかけて分布するが、自生地は少なく、よく見かけるのは植栽されたもの。春にはつぼ形の白い花、秋には真っ赤な紅葉が楽しめる。


 花や紅葉が好まれるが、冬芽も意外ときれい。

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 枝が邪魔をして、冬芽の美しさがわかりにくいので、冬芽を拡大してみた。形がすっきりとしていて、色がとてもきれい。春らしい色だ。

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2016年1月19日 (火)

アカメガシワの冬芽はおもしろい形

 コバノガマズミの冬芽に魅了され、他の植物の冬芽も探してみました。今まで冬芽に全く興味を持ったことがなかったのですが、いくつか見ているうちに、なかなかおもしろいものだと思うようになりました。なかでもアカメガシワの冬芽がおもしろいと思いました。色のきれいさはないのですが、いろいろな形に見え、おもしろいのです。皆さんも一度探して、観察してみて下さい。


アカメガシワ (トウダイグサ科アカメガシワ属)

 本州~沖縄の林縁や荒れ地など明るい場所で普通に見かける落葉高木(高さ5~15m)。春の若葉が赤く、よく目立つことで知られる。


 まず枝先の様々な形をした冬芽を見て下さい。なお、アカメガシワの花期は初夏なので、冬芽は葉になる葉芽だろうと思われる。葉芽は淡褐色だが、いつ赤くなるのだろう?

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 さて次に、私がおもしろいと思った形を並べてみました。私にはいろいろな表情の顔に見えました。

 まず最初は怒った顔。なお、口のように見えるのは葉痕で、その中の隆起した粒は維管束痕。

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 次はおどけた顔。ほんとに表情が豊かですね。これを自然の造形美というのでしょうか。

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2016年1月17日 (日)

紅白がきれいな、コバノガマズミの冬芽

 冬の寒さに耐えて、春が来るのをじっと待っている冬芽。たくさんある冬芽の中で、コバノガマズミの冬芽の美しさが際立っていると思う。紅と白のコントラストがとてもよく、開花前の蕾かと思うほど。


コバノガマズミ (レンプクソウ科ガマズミ属)

 東北南部以西の林縁や明るい林内に自生する、高さ2~4mの落葉低木。4~5月に小さな白い花を咲かせ、果実は9~11月に赤く熟す。


 冬芽は春の芽吹きに備え、準備している。たいていの冬芽は茶褐色だが、このようにきれいな冬芽もある。まずきれいな冬芽(花芽)を見ていただこう。

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 冬芽には花のもとになる花芽と葉のもとになる葉芽がある。コバノガマズミの花芽は丸く、葉芽は細くなっている。上の写真は花芽で、これから紹介する下の写真は葉芽。

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 冬芽とともにまだ残っている果実があった。果実は食べられますが、酸味が強いという。実際は5~7mm程だが、拡大するとサクランボのようで、おいしそうなのですが…。

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2016年1月15日 (金)

こんなに早い時期にキランソウの花を見ました

 この前の連休にキランソウの花に出会った。春の早い時期に見たことはあるが、1月の早い時期に見るのは初めて。いよいよ本格的に寒くなり、インフルエンザの流行期にも入るというが、植物を迷わせる暖冬の影響だろうか?


キランソウ (シソ科キランソウ属)

 道端など陽当たりのよい場所に普通に見かける。地際に葉を拡げ、中心部に紫色の唇形花をつける。普通花期は3~5月。ジゴクノカマノフタという別名がある。


 もと芝生の雑草地で見かけたのはこの一株だけで、2個の花をつけていました。私の周辺で、こんなに早い時期に見かけるとは驚きました。

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 雄しべが花粉をつけて、とてもきれいであったので、ズームアップしてみました。

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 雌しべがわかりにくかったのですが、雄しべの下側に2裂した雌しべの柱頭が見えました。この花粉はすぐ下の雌しべにうまく受粉されるのでしょうか?

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2016年1月12日 (火)

まだ残っていたテイカカズラの果実(鞘と種子)

 これまでテイカカズラの花を紹介したことはあったが、果実や種子を実際に見たことがなかった。先日、山沿いの道を通っていたときに、樹から垂れ下がっているのを見かけたので、もしかすると果実が残っているかもしれないと思い、注意深く探してみた。すると、なんと残っていたのです。もっとも鞘が開き、種子もわずかしか残っていなかったのですが、やはりあきらめず、探してみるべきですね。


テイカカズラ (キョウチクトウ科テイカカズラ属)

 暖地ではごく普通に見かけるツル性植物。地表近くで生育しているときは白斑のある小さな葉(1~2cm)だが、樹皮に付着して樹に登ると大きな葉(3~7cm)をつけて花を咲かせる。花後は1本の長さが20cm前後の袋果となり、熟すと2つに割れ、中の種子は風によって散布される。


 林縁のツルを注意深く見ていると、果実が2つに割れ、中の種子が飛び出しているものが残っていた。

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 風に飛ばされた冠毛を持つ種子が、近くの枝に引っかかっていた。風が吹くとゆれて、またどこかに飛ばされていきそうだった。

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 種子と冠毛がよくわかるように少し拡大してみた。種子は細長く、鞘の中に収まっているときは冠毛が先の方で、種子本体は基部の方に収まっているようだ。また、冠毛は種子本体の2~3倍程の長さがあった。

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2016年1月 9日 (土)

最近やたらと目立ってきた、ハナミョウガ

 最近、菜園のまわりやそこから近い山沿いでよく見かけるのが、ハナミョウガ。アオノクマタケランと同じ仲間なので、花も熱帯的できれい。また、秋から冬には赤い実をつける。赤い実をつけたアオノクマタケランはお正月の切り花用に出荷されていると聞くが、ハナミョウガでは全く聞かない。あまり実がつかず、実が葉に隠れ目立たないようなので、切り花にはむかないのもしれない。


ハナミョウガ (ショウガ科ハナミョウガ属)

 関東地方以西の暖地林内に生える。常緑で高さ40~60cm。秋から冬にかけて、赤く熟した、長楕円形の果実をつける。


 落ちてしまったのか、果実はあまりついていなかった。また、果実は葉より高くついていないので、葉に隠れてわかりにくかった。

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 少し近づくと、果実は球形ではなく、ラグビーボールのような長楕円形だった。

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 果実を拡大すると、表面に細毛が見られる。ガクや果実に細毛があるのが特徴という。

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2016年1月 6日 (水)

この姿がアカバナの名がある所以

 七十二候では今頃を「雪下麦を出だす」という。降り積もる雪の下で、新たな麦の芽が顔を出し始める頃という意味。しかし、今年は元日からとても暖かく、雪の気配が全くない。寒さが苦手な私にはありがたいが、だんだん季節感がなくなっていく、最近の気象異変にいささか戸惑いも感じる。
 そのような戸惑いの中で新年を迎えていますが、今年もよろしくお願い致します。


アカバナ (アカバナ科アカバナ属)

 アカバナという名前の由来は、夏以降になると葉が紅紫色になることによる。漢字で書くと赤葉菜。


 葉が紅くなるのをしっかりと確かめようと思って、昨年の11月頃から注意して見ていたが、なかなか紅くならず、12月中旬になってやっと全体が紅く色づいてきた。しかし、近くの谷川ではいまだに色づいていない。どうしてだろう?

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 どの写真も12月中旬に撮したが、光の具合によって、微妙に色合いが違ってくる。上の3枚と下の3枚は異なる日に撮している。

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