庭のツバキ(4) 1月以後に咲いたツバキ
私的な用で、しかも自宅を離れているのでブログを休むことが多くなっていますが、来週はまた暖かさが戻ってくるということなので、時期はずれになる前に1月以降に咲いたツバキを紹介しておきたいと思います。
⑰ 岩根絞
よく知られた、紅色の地に白斑が入る大輪のツバキです。私の庭ではあちらこちらに株があり、育てやすい品種のようです。今年、花が見られたのはこの株だけで、もしかすると動物に食べられたのかもしれません。
⑱ 玉しぐれ
上の岩根絞りによく似た花模様ですが、よく見ると筒咲きから椀咲きの整った花姿です。名前に「玉」とつく品種は、有名な「玉之浦」との交配品種だと聞いたことがありますが、何となく似た模様を引き継いでいるように感じます。
⑲ 花仙山
今年はじめて、きれいな白花をつけました。横張の樹形なので、今はややまとまりのない樹形になっています。このつぼみも初めはもっと多くついていたように思うのですが、だんだんと少なくなり、高い位置にある蕾だけが残ったように思います。やはり動物に食べられたせいでしょうか。
⑳ 品種名不明
ヤブツバキの系統ですが、枝が細く、少し垂れるような枝ぶりで、花は小輪の赤花です。今年はたくさんの花をきれいにつけました。この様子をうまく表現しようとしたのですが、如何せん腕が未熟なものですから、実物の美しさを撮すことはできませんでした。
㉑ 品種名不明
これもヤブツバキの系統で椀咲きの整った白花中輪ですが、品種名がわかりません。今年はたくさん花をつけたのですが、多くが寒さで変色してしまい、とても残念です。
㉒ 沖の波
たった1輪、しかも葉の奥に隠れるように咲きました。淡紅色地に濃紅色の縦絞りが入り、花弁の縁が白い覆輪となる、とても華やかな模様の品種です。来年はもっとたくさん咲いてほしいと願っています。
以上、1月から3月初めまでに、撮れた花を紹介しましたが、まだ開花していない品種や今年は咲かなかった品種などがいくつかあります。また機会があれば、他の品種も紹介したいと思っていますが、ひとまずはこの辺でツバキの紹介は終了させていただきます。
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